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鉄馬的日本縦断鉄道旅行
Vol.2 北東北編

第1日目(通算第6日目):函館〜青森
青函連絡船に思いを馳せ海上交通で本州へ(道南自動車フェリー)
青函連絡船に思いを馳せ海上交通で本州へ(道南自動車フェリー)

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2008年12月28日(日)

約1年4ヶ月振りに、中断地点としていた函館駅前の赤いorzへやってきた。昨年10月に親父が他界し、一周忌の法要が終わるまでは遊び目的だけの遠征は控えていたので、ずいぶん間が開いてしまった。
という訳で、気分も新たに西大山を目指すだが、函館駅には入らない。
青函トンネルが開通して連絡船が廃止になっても、函館と青森を結ぶフェリーは運行されている。この列島縦断鉄道旅行では、青函連絡船時代に想いを馳せ、本州へは海上交通で渡ることとしたのだ。
ただ、先月まで運航していた東日本フェリーが燃料高騰による経営悪化のためフェリー事業から撤退し、グループ会社の道南自動車フェリーへの事業譲渡などが行われ、行程作成段階には非常にやきもきさせられたのだが。
さて、国鉄の連絡航路だった青函連絡船の乗り場は駅に直結していたが、主たる客が自動車であるフェリーは駅とは離れたフェリーターミナルに発着しているので、函館駅前からバスでフェリーターミナルへ移動。立派な高速フェリーが停泊しているが、これは10月いっぱいで廃止となったナッチャンWorldで、専用に整備されたらしい乗船ゲートが哀れである。
さて、これから乗船するのは今日までの臨時便として運航されている14便で、東日本フェリーから移管された「びるご」が充当されている。取り急ぎ乗船手続きを済ませたのだが、海上がシケていて青森から7便として来る「びるご」が遅れているので、その折り返しとなる14便も出航が遅れるとの案内がある。仕方がないので海を眺めて待つ。大間行きの便は欠航になったらしいので、青森まで行ってくれるだけありがたいと思わねば。
しかし、建物は立派な函館港フェリーターミナルだが、高速船の廃止に伴ってレストランなども閉店したようで、ハッキリ言って暇を持て余す。ちょっと辺りを歩いてみようとも思ったのだが、朝は晴れ間も見えていたのに、いつしか強烈な吹雪が舞っているので諦め、大人しくロビーのソファに腰掛けて携帯ゲーム機で時間つぶし。
13時10分頃、漸く「びるご」が姿を現した。着岸して暫らくすると多くの車輌が降りてきたのだが、いつになったら終わるのかと思うほど車列が途切れない。これは時間が掛かると諦め、再び携帯ゲーム機に目を落とす。
何分経っただろうか、漸く乗船の案内があったので乗船口へ向かう。「びるご」は徒歩利用者も車輌と同じ乗船口を使用するので、車輌の積み込みが終わるまでずいぶん待たされた。

◆第18ランナー:道南自動車フェリー青森港FT行き14便(函館港FT12:10→青森港FT15:50)
車輌甲板からエスカレーターで客室フロアへ上がる。二等船室は既に混んでいるだろうと、さっさと上甲板後部にある展望室へと向かう。案内でも聞いたが今日は海上がシケている。船舶は後方寄りの中央が最も揺れが少ないので、展望室の中央最後部に陣取った。展望室は思っていたより人が少なくて、周りに気兼ねなく横になれそう。
14時10分頃、定刻から2時間ほど遅れて漸く岸壁を離れた。ちょっと遅めの昼食として、函館駅で買っていた駅弁を開く。
風雪が強いのとガラスが汚れているので展望室とはいえ眺望はよろしくない。左に函館山らしき山が薄っすら見えた辺りから、外海に出たようでうねりを伴う揺れがかなり強くなってきた。こういう場合は横になっているのが一番だ。早くも薄暗くなって景色も見えないので、大の字になってくつろぐ。
揺れに耐えながら少し眠ったようで、気付けばうねりは収まっている。既に17時を過ぎており、外はもう真っ暗だ。座って真っ暗な窓外を眺めていると、青森到着の案内がある。が、やはり車輌優先で徒歩利用者はロビーで待てとのこと。
18時を過ぎて港に入ったようで、左に大きく舵を取る。タグボートに押されているのだろう急激に方向転換し、バックで着岸
車輌が降り終わるのを待って下船の許可が出る。エスカレーターを降りて車輌甲板に出た途端、強烈な寒風が吹き付ける。寒さに耐えながら濡れた足元に気をつけて上陸。

フェリーターミナルの建物に入って一息付くが、フェリーターミナルが駅から離れた場所にあるのは函館港同様。青森駅へは弘南バスがシャトルバスを出しているのだが、定期便の16便(青森港着17時50分)に接続するバスは18時05分発で既に過ぎている。ターミナルビルの出口にバス停があったがバスは居ない。フェリーの案内窓口に聞いてみてもバスに付いては要領を得ない。弘南バスにTELして聞いてみようかとも思ったが、バス停には連絡先の表示すらない。
面倒になって、客待ちしていたタクシーに乗り込んだ。青森から先はまた鉄道での移動となるが、今宵の宿は青森に予約してあるので、タクシーは駅ではなくホテルに横付けしてもらった。



No.
乗車駅
降車駅
路 線
列   車
編 成
乗車距離
18
函館港FT青森港FT道南自動車フェリー青森港FT行き14便びるご
113.0km
113.0km
累計
1,840.1km
※北海道終了

 

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