琵琶湖疎水記念館の地下1階から、草生したインクライン跡に出ることが出来る。ここは遊歩道になっていて、立ち入り自由というのが嬉しい。 |
インクライン跡は桜の木に囲まれており、花の季節には非常に綺麗な風景になるのだろうと思われる。 |
路盤跡から、タンポポが顔を出していた。バラストの隙間を突き破って生えている生命力には、只々感心するばかりだ。 |
インクラインの詳細説明文。先人の英知と努力に感服する。 |
朽ち果てた船が乗った台車が放置されており、並行する三条通からも見ることが出来る。 |
風雨に晒され続けたお陰で、レールの腐食は激しく、向こうが見えるような状態になっている部分もある。 |
蹴上インクラインのゲージはとにかく広い。ゆうに2m以上はある。 |
インクライン跡の上流端に、もう1台の台車が放置されている。昔はここで船の積み下ろしが行われていたのだ。 |
下流の方を見下ろすと、かなりの急勾配であることが解る。 |
役目を終えた台車は、無言で過去の栄華を現世に伝えている。奥に見える滑車は、船を引き上げるのに使われていたものだが、傷みが激しくて朽ち果てるのは時間の問題のように思えた。 |
こうして見ていると、今にも重いジョイント音を響かせて船を乗せた台車が走ってきそうな気がしないでもない。 |
無人の公園に、疎水から引かれたと思われる噴水がある。静寂の中、水の音だけが聞こえる。 |
上流端の水門。ここで水位が調整されている。 |