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大阪府外周気まぐれ列車
Vol.2:三国ヶ丘〜関西空港〜泉佐野〜多奈川〜高師浜〜住吉大社
(空港見物とローカル支線)

『大阪府外周気まぐれ列車』は、関空へ上陸!
『大阪府外周気まぐれ列車』は、関空へ上陸!

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2000年9月22日(金)


7月1日に発車した『大阪府外周気まぐれ列車』であるが、その後はイベントやオフ会参加などがあり、また真夏の暑い時期を避けたという事もあって、暫く停滞していた。朝夕の気温が低くなって過ごしすくなってきたので、彼岸を前に漸く再開する事となった。

Vol.1の行程は三国ヶ丘駅で終えており、まずは中断地点へ向かうべく、天王寺発9時24分の阪和線下り快速に乗車する。
天王寺駅4〜5番線で発車準備をしていた日根野行き快速は、ラッシュ時のみに応援に出る113系の8両編成。すでに朝ラッシュは終わりつつあり、また基本的に朝ラッシュとは逆方向となる下り電車だけに車内は空席が目立つ。久々に113系のボックス席を一人占めすると、乗り慣れた阪和線ながら旅情を感じてしまう。4人着席では窮屈極まりないボックスだが、一人占めなら至極快適。

ところで、JR西日本では女性乗務員の登用が活発化しており、先日は新幹線の運転士も誕生した。阪和線では、以前より関空快速に限定して女性車掌が乗務していたのであるが、最近では関空快速以外の快速への乗務も始まっており、この快速も女性車掌が乗務している。今となっては古めかしい113系の車内で女性車掌のアナウンスを聞くのは、ちょっと違和感ないわけではないが、気分よく三国ヶ丘まで過ごす。

三国ヶ丘駅に降り立ち、中断地点としていた阪和線下りホームの喫煙コーナーで一服。三国ヶ丘駅は昨年の5月ダイヤ改正から全ての快速が停車するようになり、8連対応の為にホーム延伸工事が行われた。天王寺寄りのホームを眺めてみると、延伸された部分が真新しいのが今でもよく解る。



待つことしばし、下りの関空快速が入線してきた。天王寺始発の5連単独編成だが、空港利用者とおぼしき大きなトランクを携えた乗客が多く、阪和線が空港輸送という重要任務にあるという事実を改めて知らされる。但し、淡い期待を裏切って(?)車掌は男性で、アナウンスはほとんど自動放送任せである。
ともあれ、関空快速は三国ヶ丘を定刻9時44分に発車し、『大阪府外周気まぐれ列車』は約2ヶ月半ぶりに動き出した。

さて、Vol.1の行程にはこれといったスポットがなく、レポートを読まれた方にも退屈させたのではないかと推察されるが、Vol.2では『大阪府外周〜』前半の山場といっても過言ではない関西国際空港へ立ち寄る事となっている。

快走を始める関空快速であるが、私にとっては乗り慣れた阪和線という事もあって、この時間帯の下りに乗車する事は滅多にないのだが、特筆すべき事はない。東貝塚を通過すると、水間鉄道をオーバークロスする。『大阪府外周〜』では、ルートから外周より(外側)へ向かう鉄道路線には、補足の意味で往復乗車する事としており、水間鉄道も外側へ向かう鉄道路線なのであるが、本年5月に『水間鉄道徹底取材』を敢行しレポートも掲載しているので、『大阪府外周〜』のルートからは省略した。

日根野で、先行していた和歌山行き普通電車に接続を取ると、約2分停車して時間調整。速達性が殺がれる停車時間と思うかもしれないが、この先りんくうタウンからは南海電鉄との共用区間となっているので、ダイヤのやりくりの問題と推察される。

もどかしいような停車時間を消化すると、阪和線下り線を左に見下ろし、関西空港線へと足を踏み入れていく。言うまでもなく、関西国際空港の開業に合わせて空港アクセスの為に敷設された路線で、全線高架の高規格路線では130km/h運転が実施されている。とはいえ、223系基本番台の設計最高速度は120km/h。遅れていると回復運転で127km/h辺りまで出す事があるが、今日は定時運転なので118km/h程度で惰行に移る。スラブ軌道の上を滑るように快走する223系ではあるが、防音壁に囲まれているので走行音は相当なモノ。

南海電鉄との共用駅である、りんくうタウンに到着。2面4線の高架駅で、1・4番線を南海電鉄、2・3番線をJRが使用している。関空開港当初は周囲には何もなかったのだが、さすがに6年も経つと賑やかになっている。

りんくうタウンを出ると、複線に収束して南海電鉄との共用区間に入り、関西空港へのアプローチであるスカイゲートブリッジを渡り始める。上に関西空港連絡道路(略称:空連道)が覆い被さっているので、眺望はあまりよろしくはないが、とにかく海の上を快走していくのは奇妙な感じ。
#高所恐怖症な私は、あまり下を見たくない。(^_^;)
スカイゲートブリッジを渡り終わると、そこは空港島。左に大きくカーブを切って、関西空港駅に到着。見た目には地下駅としか思えない関西空港駅ホームではあるが、実は1階(地平)である。
2階に上がって改札を出ると、左が旅客ターミナルになっていて、右にエアロプラザがあってホテル日航関西空港に繋がっている。



せっかく関空へ来たのだから、見学展望ホールへ行ってみる。今回、私にとっては3度目の関空なのだが、実を言うと見学展望ホールへは行った事がない。今日は珍しく平日に出歩いているが、見学ホールの混雑を回避しようという魂胆もある。因みに会社の方は、ダブル休日(土曜日と祝日が重なった時の振り替え)という制度のお蔭でお休み。(^o^)

エアロプラザの横にある、見学展望ホール行き路線バス乗り場からバスに乗る。因みに、見学展望ホールは保安地区にあるため、マイカーで直接乗り付ける事は出来ない。
バス乗り場で待っていると、3ドアの怪しげなバスがやってきた。バス運賃(片道190円ナリ)は運転席横の運賃箱へ投入するのだが、釣銭が出る新しいタイプで、乗客の乗り込みは至ってスムーズ。

関空島の外周道路に出たバスは、スカイゲートブリッジの手前でUターン橋を渡って保安区のゲートをくぐる。因みにUターン橋というのは、空港島で迷った車を誘導する橋である。

エアロプラザ前から約5分で見学展望ホール前に到着。5階建ての見学展望ホールは本館と新館で構成されており、4階に連絡通路が設置されていて、相互に行き来できる構造だ。まずは新館1階から入館し、展望ホール入場券(100円ナリ)を購入して、さっさと展望デッキへ上がると、関西人にはお馴染みとなっている広大なターミナルビルが一望できる。ちょっと靄がかっているが、スカイゲートブリッジも一望でき、非常に開放感があって気持ち良い。
先客は10人ほどで、至って静かな雰囲気。やはり平日に来て良かったと思いながら航空機の離着陸を眺めていると、不意に私のPHSが鳴る。Web上で襲撃を募集(爆)している『大阪府外周〜』ではあるが、まさか平日の今日は襲撃者もないだろうとタカをくくっていただけに、不審に思いながら出てみると、大阪府在住のa−Linerさんで、今日は公休日なので襲撃しますとの事。この後の行程を考え、泉佐野で合流する事としたのだが、電話の最中にB747が離陸。心ならずも、空前にして恐らく絶後となるであろう実にやかましい実狂中刑となってしまった。(^_^;)

その後、お気に入りのANAカラーB747の離陸を撮影し、4階の展示コーナーやアミューズメントコーナーをうろついてお土産ショップをひやかすが、これといって触手の動くようなものはなし。なんだかんだで見学展望ホールで1時間半ほどを過ごしてしまったので、先の行程を進めるべくバス乗り場へ向かう。
因みに見学展望ホールには、喫煙所は1階と4階展望デッキにしかないので、愛煙家の方はご注意を。

バスを待つ間、ちょっと喉が乾いたのでジュースを買おうと、いつのもクセで自販機に120円を投入するがランプが点かない。不審に思いながらよく見ると、130円という表示が・・・。そう、空港島は全ての飲食物を本土(大袈裟)から運んでくるため、全国均一料金を謳っている某ハンバーガーチェーンでさえ価格差をつけているのだった。

喉を潤しつつ一服し、再び3ドアの怪しげなバスでエアロプラザへ戻る。バスの往復運賃は380円となり、見学展望ホールの入場料金が100円なので、完全に本末転倒していると思うのだが・・・。ま、合計480円で見学展望ホールを楽しんだと考えれば、決して高い買い物ではないだろう。



関西空港駅。
りんくうタウン〜関西空港はJRと南海の共用区間であるが、関西空港駅では両者は完全に分離されており、JRのブルーと南海のオレンジが左右に対峙していて壮観な眺めだが、詳しく見てみると両者の空港連絡に対する考え方が見え隠れする。最も顕著に現れているのは自動改札機で、航空機利用者の大きな荷物に対応した広いラッチを全ての改札機に採用しているJRに対し、南海は広いラッチは1箇所のみで他は通常の改札機が並んでいる。

オレンジの方に進んで、南海の通常の自動改札を抜ける。ホームに降りると、南海の空港連絡特急である50000系ラピートが停車中。スーパーシートの入り口では女性クルーが乗客を出迎えており、ラピートを撮影する為に前を横切った私に対しても、明るい笑顔で会釈してくれた。

さて、これから乗車するのは12時27分発の難波行き空港急行なのだが、いわゆる一般車の4ドアロングシート車であり、これが空港輸送に適した車輛か?と問われたら、私は首を横に振らざるを得ない。妻面にある銘版を見てみると、昭和41年帝国車両製造とあった。

満34歳の空港急行は、賑々しいモーター音を響かせて発車する。運転席の速度計を注視していたが、105km/hが精一杯な感じでスカイゲートブリッジを渡り、りんくうタウン駅に進入。ここでは南海が分岐する線形となっており、りんくうタウンを通過する特急ラピートも60km/hの速度制限を受ける。
りんくうタウンを発車すると、真っ直ぐ日根野へ伸びているJRの高架橋を右に見て、高架橋から駆け下り泉佐野に到着。泉佐野の空港線分岐は平面クロスで、空港線の下りと本線の上りが干渉している。しかし泉佐野駅の高架工事が行われており、高架化完了の折には、ダイナミックな立体交差の分岐が見られる事となりそうだ。

さて、物価の高い(爆)関空では何も食べる気がしなかったので、空腹の極みとなっている。泉佐野駅の改札を出て、街歩きを楽しみつつ昼食を摂るとしよう。

実を言うと、泉佐野は私が高校時代の3年間を過ごした街で、ある程度の勝手は解っている。上下線ホームを結ぶ地下道にある改札を出ると、自由通路に繋がっているので、まずは海側に出てみる。が、記憶の断片にあった風景とは異なり、ずいぶんと寂れてしまったように感じる。周囲を一回りしてみたが、入ってみたいと思うような店が見当たらなかったので、諦めて山側へ移動する。バスターミナルがあるこちらの方が泉佐野駅の玄関になるのだが、昔あったはずのスーパーも姿を消しており、こちらも少々寂れてしまったように感じる。
ふと思い至って、高校時代に悪友と連れたって何度か行った喫茶店を探してみると、目出度く見つかった。店内に入ってみると、夜間は居酒屋もやるようになったみたいだが、昔の雰囲気がそれなりに残っていて嬉しくなる。20年前に思いを馳せながら、少々遅めの昼食を摂った。



食後のコーヒーを楽しんで駅へ戻ってくると、上手いタイミングでa−LinerさんからTELが入る。どうやら和歌山市行き急行の車中で、岸和田に停車中との事。泉佐野からその急行に乗車すると告げて切る。

ここからは、『大阪府外周〜』の補足往復ルートとして、南海本線〜多奈川線の泉佐野〜多奈川を辿る事となっている。

約10分後、a−Linerさんが乗車されている和歌山市行き急行が入線してきた。当駅13時26分発というデイタイム真っ只中の急行なのだが、ロングシート車を8両も繋いでいるので車内は閑散としている。乗っている方としては、すいている乗り物ほど好ましいのだが、こんなにすいていると車両をムダに走らせているような気がしないでもない。とはいえ、岸和田以北あたりになると、それなりの乗車率になるのだろうが・・・。

無事に車内でa−Linerさんと合流し、例によって鉄談義。箱作を過ぎると、右側に海が見えてくる。残念ながら曇天で霞が濃くて眺望はイマイチ。とはいえ、天気予報では昼前から雨と言われていただけに、雨が落ちてきていないだけでもカラッとAOZORAネットワークの威力とも言えるのではあるが・・・。(爆)
そんな話をしていると、a−Linerさんも晴男だそうで、ネットワーク加盟の勧誘をしたりして・・・。(^_^;)

和歌山市行き急行は、直線区間では100km/hほどで快走し、みさき公園に到着した。



みさき公園で多奈川線に乗り換え。発車準備をしていた13時45分発の多奈川行き普通車は2連で、8月に訪れた水軒を思い出す。(^_^;)

昔は難波からの直通急行『あわじ号』も走っていた多奈川線だが、今は線内ローカル列車が行き来するのみで、複線だった線路が単線になってしまった状況が見て取れる。6連対応だったホームも、途中で柵で仕切られて2連対応になっている。
そんな寂しい光景を見ながら走ること約5分、終点の多奈川駅に到着した。

多奈川駅は、駅前にバス停がある以外は、周辺にこれといったものもないのだが、多奈川線と並行している府道43号線は、ひっきりなしに車が行き来していてモータリゼーションが発達しているのが見て取れる。深日港も近いのだが、辺りの風景を見ていると港まで歩く気にもならず、港とは逆に府道43号線を渡って山側の住宅地に向かって歩いてみる。

と、前方に非常に狭い階段が現れた。階段の先は家と家の間に続いており、人ひとりが通れるかどうかも怪しいぐらい狭い。一瞬、どこかの家の裏口に入る私道かとも思ったが、それらしき表示もないので登ってみる事とする。件の隙間は、身体を横にしないと通れないぐらい狭く、「恐らく仙台の某氏は通れないよ(激)。」などと話しつつ通ってみると、狭い路地に出た。路地を抜けると住宅地の真っ只中であり、あまりにウロウロしていると怪しまれそうなので、駅へ戻るべく広めの道へ出た。

あまりパッとしない多奈川ではあったが、狭い階段は面白くて、これだけでも多奈川へ来たかいがあったと思う。
#多奈川の人に聞かれると怒られそうだが・・。(^_^;)

そんなこんなで駅へ戻って一服。14時15分発の列車で、みさき公園へ戻る。



先ほどは乗り継ぎ時間が短かったみさき公園駅。言わずと知れたみさき公園(遊園地)の玄関口であるが、私にとっては幼少の頃以来の訪問であり、その変貌ぶりに驚く。当時は構内踏切で行き来してたんだよなぁ・・・。

みさき公園駅ホームでも一服し、14時32分発の難波行き急行に乗車する。この急行も8連で、車内は空席も多い。
例によって快走する急行電車であるが、貝塚あたりから速度が鈍る。前方を見ても減速信号は見られず、元々それほどスピードを出さないダイヤとなっているようで、少し勿体無く思う。
元高野線沿線住民のa−Linerさんから、高野線と本線の違いなどを教えて頂いているうちに、乗換駅である羽衣に到着した。



羽衣からも、『大阪府外周〜』の補足往復区間となる高師浜線。実は0分乗り継ぎの高師浜行きがあったのだが、あまりにも忙しない乗り継ぎは好まないので、1本見送る事としていた。羽衣駅の高師浜線乗り場は和歌山よりにあり、先頭車に乗ることが習慣化しているので、元より乗り継げるはずもない。(^_^;)

という訳で羽衣駅ホームで次の電車を待ちつつ、通過する特急ラピートや仲間内で話題になっているワイド3・3・3フリー切符のヘッドマークを掲出している編成を撮影。

撮影を終えて一服していると、15時22分発となる高師浜行き電車が到着。この電車も2連で、先の多奈川線や和歌山港線と同様に、本線との格差は大きい。車内も数人の乗客を乗せるのみで、至って静かなもの。まぁ、通勤通学時間帯ともなれば混雑するのであろうが・・・。
さて、南海では難波より先頭車のパンタは2丁上がっている姿が印象的なのであるが、この編成ではパンタは1丁しか上がっておらず、ちょっとした違和感を覚える。運転台を覗いてみると、『#2パンタ緊縛中』などというステッカーが貼られていた。

羽衣駅を発車した高師浜行き電車は、本線を左に見て分岐すると右へカーブを切りながら高架橋へと上がっていく、ちょっと阪和線の東羽衣枝線と似た雰囲気だが、高架橋に上がるや否や狭いホームが高架橋にしがみついているのが目に飛び込んでくる。これが高師浜線唯一の中間駅である伽羅橋で、なんだか怪しげな雰囲気が漂っている。(^_^;)
伽羅橋を発車すると、今度は左へカーブを切って終点の高師浜駅に到着。棒線の行き止まり駅だが、ホームの形状は島式2線を想定されて作られたようにも見える。またホームの伽羅橋よりには、ワンマン運転用のカーブミラーの支柱が立てられており、近いうちにワンマン化されるものと推察される。

高師浜駅は、小さな駅前広場が愛らしく、非常に心和む雰囲気を醸し出していた。周囲は住宅地が広がっていて、ちょっと落ち着かない雰囲気なのだが、我関せずといった感じの高師浜駅舎を見ていると、札幌の時計台を思い出してしまった。

さて、高師浜駅近辺を街歩きしてみたのであるが、a−Linerさんによるとこの辺りは昔は別荘地だったとの事で、確かにそれらしき古い洋館も見られた。更に海の方へ歩いて行くと、昔は堤防だったと思われる築堤に阻まれるが、階段が設置してあるので上ってみると、立派な道路を隔てて臨海スポーツセンターの威容が目に飛び込んできた。残念ながら臨海スポーツセンターは、天井に発癌物質が含まれているアスベストを使用していた事が発覚して、今は閉鎖中となっているのだが、以前はこの辺りは砂浜だったんだろうと思うと、ちょっと悲しくなる。

細かい雨がパラつき出したので、駅へ戻ろうとしたのだが、堤防跡から見た街並みは非常に落ち着いた雰囲気で、老後はこんな所に住みたいな、などと柄にもない事を考えたりもする。(^_^;)

駅へ戻ってくる頃には、また雨が止んでおり、今日から取材のお供にしている阪堺605のイラスト入りナップザックに忍ばせている折り畳み傘を出す事もなし。
どっかの誰かさん(謎爆)みたく、地面に這いつくばるような格好で、駅前広場の花をなめての高師浜駅舎を撮影し、駅舎内で一服。



ホームに上がって周囲を見まわしていると、15時58分発の羽衣行きとなる列車が入線してきた。
小雨がパラついて少々蒸し暑いような感じだったので、軽く冷房が効いた車内は心地よい。定刻に発車した列車は、また怪しげな伽羅橋駅に進入。と、ホームの高師浜よりに2人の作業員の姿が見え、立て終ったワンマン運転用のカーブミラーの支柱のビニールカバーを剥がしている最中だった。

やはり阪和線の東羽衣枝線で鳳駅に進入するのと同様な感じで、本線に寄り添っていき、羽衣駅に到着。

羽衣駅ホームに降り立てば、学生の姿が多い。乗り鉄していると、どうしても土曜日のような錯覚をしてしまうが、改めて今日は平日だと思い出す。(^_^;)

さて16時を回ったので、そろそろ中断する地点を決めなければならない。この後の行程は、南海本線で岸里玉出へ行き地下鉄四つ橋線の岸里まで歩いて住之江公園から大阪港へ向かう事となっており、中断するなら岸里玉出だと思っていたのであるが、阪堺上町線沿線在住のa−Linerさんと同行しているうちに、阪堺に乗りたくなってきた。(^_^;)
という訳で、中断地点は阪堺への接続駅である住吉大社駅とする。という事をa−Linerさんに話すと、「シッカリ阪堺に嵌っちゃいましたねぇ。」と言われる。(^_^;)



住吉大社駅には急行が止まらないので、16時05分発の難波行き普通車に乗車したのだが、後から調べてみると羽衣発16時07分発の急行に乗れば、堺で先行の普通車に接続していたみたい。まぁ、急ぐ旅ではないので、乗る機会が少ない南海の普通車に揺られるのもオツなもの。

ちょうど下校時間と重なったため、車内は菓子パンをかじりながらお喋りに夢中になっているコギャルが賑やかだが、普通の乗り鉄と違って街ウォッチングを楽しむ『大阪府外周〜』なら、これもアリ。という事をa−Linerさんに話していたら、「外周の旅って面白いですね。」などと言われて驚く。『大阪府外周〜』は、私の全くの個人的趣味であちこち乗り歩いている自己満足で、レポートにしても「大阪の雰囲気をちょっとでも伝えられたらいいな」程度に考えていただけに、これから先もシッカリ続けねば!という思いを新たにした。
よく考えてみれば、「外周」って比較的辺鄙な、用事がなければまず行くこともないような場所をウロウロする訳だから、珍しがられる要素は充分に持ち合わせているとは思う。

さて羽衣を発車した普通車は、次の浜寺で急行を待避するのであるが、浜寺駅上り線の配線が面白く、通常ホームを通過して待避線に分岐、その待避線には切り欠き状にホームがある。知らなければ、オーバーラン!と思うだろう。
浜寺を発車すると阪堺電軌をアンダークロスする。注視していたが、残念ながら阪堺の車輌は見られず。この後、大和川を渡る時にも阪堺をチェックしており、a−Linerさんに「完全に阪堺に嵌ってますね。」と言われてしまう。(^_^;)

連続立体交差が完成して、堺市の街並みを見下ろして走る普通車は、乗っていて心地よい。住之江の車庫では、全車両指定席のサザン編成が夕ラッシュに向けて出庫の準備をしており、その横でラピートの編成が2本憩っていた。
そして、中断地点に決定した住吉大社駅に到着。下車するや否やホームの向かい側を難波行きのラピートが通過。うっかり忘れそうだが、この辺りは目立たないながら複々線区間である。

改札を出て、阪堺の住吉公園駅を見下ろせる階段途中に移動。今まさに天王寺駅前行き電車が発車するところで、その勇姿を見送る。そして、地平へ降りたところにある自販機コーナーを中断地点と定め、『大阪府外周気まぐれ列車Vol.2』の行程は無事に終了した。



さてVol.3の行程は、天保山登山+渡船や、開業が近付いたユニバーサルスタジオジャパンの現状ウォッチング。また、阪神ニュージェットカーが登場する事となっており、非常に楽しみです!!
今のところ10月中に敢行する予定ですので、襲撃をお待ちしております(爆)。

末筆となりましたが、今回襲撃戴きましたa−Linerさんに深く感謝の意を表し、『大阪府外周気まぐれ列車Vol.2』のレポートを締め括る事とします。
 

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