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2004年10月2日(土) 以前から、北陸線長浜駅の近くに旧長浜駅舎(現存する最古の駅舎)が保存されていると聞いており、一度は訪れたいものだと思っていた。しかしこれまで、なかなか日程の都合がつかず、漸く今回の訪問となったのだ。 いつしか、旧長浜駅舎に隣接して長浜鉄道文化館と北陸線電化記念館が開館し、長浜鉄道スクエアとして整備されているので、それらも併せて見学することとなる。 北陸線の長浜以南は、東海道線の京都〜米原と併せて琵琶湖線という愛称が付けられており、2本/hの新快速が乗り入れている。新快速は京都から1時間ほどで長浜に到着。長浜駅はホーム拡張と嵩上げの工事が行われており、更に橋上駅への改築が予定されているようだ。 ![]() 今は止んでいるが、どうやら雨が降ったようで地面が濡れている。駅前駐車場へ出入りするクルマに注意して、米原方面へ引き返すような感じで暫く歩き、北陸線の踏切を渡ると目指す長浜鉄道スクエアに行き着く。 ![]() 雨上がりのしっとりとした空気を纏って、旧長浜駅舎は静かに佇んでいた。まだ午前中で来館者の姿もないので、非常に落ち着いた雰囲気が漂っている。 長浜鉄道スクエアは、旧長浜駅舎と、正面からは見えないがそれに併設されている長浜鉄道文化館と北陸線電化記念館の、計3つの施設からなる。 ![]() 門を抜けたところ、唯一館外に展示されているのが旧長浜駅29号分岐器ポイント部である。ちょうど、後方に位置する北陸線の線路を名古屋行き特急[しらさぎ]が通過中。 旧長浜駅舎の建物に入り、すぐ右側にある受付で入館料300円を支払って見学開始。 ![]() 入ったところは3等待合室で、左側中央に出札口がある。奥側には2階へ上る階段があるが、立ち入り禁止となっている。手前側の入り口を入ると一二等待合室。 ![]() 更に進むと、休憩室と倉庫係室があって、当時の調度品などが展示されていた。 ![]() そして、奥まったところに駅長室があった。各部屋とも予想以上に狭くて、撮影するのは一苦労だったことを書き加えておく。 これで、旧長浜駅舎の展示物は見終り、改札があった場所を抜けると、狭い中庭に出る。 ![]() その中庭に、腕木式信号機が保存されていた。 ![]() 続いて、長浜鉄道文化館を見学する。 ![]() 館内に入ってまず目に飛び込んでくるのは、壁に飾られた鉄道模型とヘッドマーク。模型は、北陸線を走っていた列車が主体で、私にとって思い出の列車(初めて乗った在来線特急)であるキハ80系[白鳥]も展示されていた。 ![]() 他には、旧長浜駅(大津まで連絡航路があった時代)の模型や、昔使われていた時計,ホーロー製の駅標などが展示されていた。 ![]() 吹き抜け状態の2階の周囲には、鉄道模型の線路が敷かれている。この日は国鉄色583系が走っていた。 ![]() まさしく前日がその日だった、東海道新幹線40周年記念コーナーもあった。そうそう、0系の初期車は側面にサボを掲出してたんだよなぁ・・・。 ![]() 実物では決して見られない、新幹線全車種勢揃いの図。模型とはいえ壮観な光景だ。 他にはビデオコーナーなどがあり、昔懐かしい寝台特急のビデオが上映されていたので暫く眺めていた。 ![]() 引き続き、北陸線電化記念館を見学する。 ![]() 館内に入ると、いきなりED70が眼前にあって圧倒される。 ![]() 壁には電気機関車に関する説明パネルが掲出されているが、何と言っても隣に並ぶD51が大迫力である。 ![]() さすがにD51とED70が並ぶと、他の展示品を置く場所がない。否、この2両だけで展示品としては充分だろう。 ![]() 少し奥まったところに、屋外展望デッキへの階段があったので上がってみると、すぐ目の前に北陸線の線路がある。 ![]() 暫く待っていると、長浜行きの新快速がやってきた。 以上が、長浜鉄道スクエアのほぼ全貌である。ちょっと物足りないと思うかもしれない(実際、ゆっくり見て回っても1時間も掛からない)が、入館料(300円)からすれば妥当なもので、なかなか興味深い展示物もあって楽しかった。特に、朝のうちに行ったので他の入館者が少なく、じっくり見て回れたのがよかった。 わざわざ見に行けとは言わないが、ついでがあれば寄ってみて損はないとお薦めしておくとしよう。 なお、長浜鉄道スクエアに関しては、長浜観光協会サイト内の長浜鉄道スクエア紹介ページもご覧下さい。
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