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2005年5月28日(土) 一昨年・昨年と同様、今年も中京競馬場で金鯱賞を観戦することとなったので、ついでにどこか乗りつぶしてこうようと考えた結果、豊橋鉄道をターゲットとした。 まずは中京競馬場前から名鉄で豊橋へと向かうのだが、名鉄の豊橋駅はJRの豊橋駅に間借りしたような感じ。改札を出、自由通路を東口へ向かって歩くと、駅ビル2階のテラスに出る。 豊橋鉄道には鉄道線と軌道線があって、すぐ目の前の階段を降りると軌道線の駅前電停に至るのだが、まずは鉄道線である渥美線から乗りつぶしを進める事とし、右へ曲がって新豊橋駅へと向かう。 案内看板に従って階段を降りると、小ぢんまりとした豊橋電鉄新豊橋駅のすぐ目の前。改札を抜けてホームへ出ると、17時17分発の三河田原行きが発車したばかりで閑散としていた。渥美線は15分ヘッドで運転されているので、ホームの先で夕涼みと洒落込む。今日の日中は非常に暑かったのだが、この時間帯になって涼しげな風が出て来た。 待つこと暫し、折り返し17時32分発の三河田原行きとなる電車が到着したので乗り込む。 ◆新豊橋(17:32発;豊橋鉄道渥美線三河田原行き)→三河田原 立つ人も多い乗車率で新豊橋を出た電車は、右にカーブを切りながら東海道線をオーバークロスし、更に新幹線をアンダークロスする。と、いきなりトンネルに突っ込んだから驚いた。トンネルを抜けると国道と併走し、愛知大学のキャンパスや緑地公園を横目に走っていく。 検車施設が見えた高師で乗務員が交替。高師を出ると沿線風景は田園地帯へと移り変わる。民鉄にしては駅間距離が比較的長く、駅近辺も民家が多く見える割に静かな印象を受ける。 田園地帯が尽きて街中に出たなと思ったら、終点の三河田原に到着。2面3線という配線に側線もあって、以前は貨物輸送もやっていたように見える。 電車は駅舎に面したホームに着いたが、改札の前で駅員に定期券を見せて構内踏切を渡って行く人が何人かいる。見ると、線路の向こう側には柵などがなく、そのまま公道へ出られるようになっていた。 ◆三河田原(18:19発;豊橋鉄道渥美線新豊橋行き)→新豊橋 異様に巨大な駅名標に見送られ、12分停留の折り返し電車で引き返す。閑散とした状態で三河田原を発車したが、新豊橋には80%程度の乗車率になって到着。夕方の上り電車としては異様なほどの混雑で、ホームは降車客で一杯になる。長い行列となった改札を抜けるとホッと一息。 さて、時刻は19時ちょっと前。日没が遅い季節で天気も良いので辺りはまだ明るいが、今から市内電車を乗りつぶすと、途中で暗くなってしまうのは明らかだ。実は明日も中京競馬場へ飛騨ステークスを観戦に行くので、今宵は豊橋に宿を予約してある。市内電車は明朝乗りつぶす事とし、予約してあるホテルへ向かった。 本日の踏破線区:豊橋鉄道(渥美線) 2005年5月29日(日) 前日に引き続いて豊橋鉄道の乗りつぶし。今日のターゲットは市内電車と呼ばれている軌道線の東田本線だ。東田本線は駅前から赤岩口までの路線だが、終点赤岩口の一つ手前の井原電停から別れて運動公園前へ向かう枝線もある。運行系統としては、駅前を起点に赤岩口行きと運動公園前行きが交互に出ている。 7時半過ぎにホテルをチェックアウトして駅前電停に向かうと、折り返し7時42分発の赤岩口行きとなる電車が到着したところ。という訳で、まずは赤岩口まで乗りつぶそうといそいそと電車に乗り込もうとしたのだが、ここは前乗り中降りのワンマン運転らしく、運賃は150円均一で前払いらしい。懐に仕舞い込んでいたワイド3・3・SUNフリーきっぷを取り出して、運転士に提示して乗車。 ◆駅前(7:42発;豊橋鉄道市内電車赤岩口行き)→赤岩口 15名程度の客を乗せ、吊り掛けモーターを賑々しく唸らせて定刻に発車。その走りは意外と元気なもので、運転士の信号先読みもあって、豊橋駅前の大通をスムーズに走っていく。 朝の下り電車、それも日曜ということで、乗ってくる人はいない。降りる人もいない電停は、停まらずに通過して行く。市役所前電停でクラブ活動らしい学生連中がぞろぞろと降りると車内は閑散とし、東八町電停で残っていたおっさんとおばさんが降りると、貸切状態になってしまった。が、東田坂上電停で若いにぃちゃん2人が乗ってきてやれやれ。 競輪場前電停は、競輪開催がある日には折り返しの臨時運転が行われるのか、横の空き地に引込み線が敷かれていて、電車が1両憩っていた。さて、競輪場前から先は単線になっているようで、対向の駅前行き電車が来るのを待って発車。豊橋鉄道の市内電車は、軌道線にしては列車本数が少ない(10分ヘッド)と思っていたのだが、恐らくこの単線区間がネックになっているのだろう。 単線区間に入ると道幅も狭くなり、この道に複線分の軌道を確保するのは難しそうだ。暫く走ると、井原の交差点で右に運動公園前への枝線が別れていく。電車は井原電停を通過し、下り勾配を駆け下りながら左へ緩くカーブを切ると、終点の赤岩口電停が見えてきた。が、車内の自動放送は「次は終点」としか言わない。恐らくテープは運動公園前行き電車と共通なのだろう。 赤岩口電停にはバス停が隣接していて、電車とバスの連携を考慮した交通体系を構築しているようだ。レールと架線はホームから先にまだ暫く延びていて、そこから折り返して分岐するようなレールが敷かれている。そのレールの先を目で追うと、市内電車の車庫があって、何両かの電車が憩っていた。 さて、残すは井原〜運動公園前間の枝線である。折り返し電車に乗って井原で乗り換えても良いのだが、天気も良いし距離もさほどないので歩こうと思う。 交通量はさほど多くなく、気温もまだ高くなっていないので、非常に歩き易い。20分ほど歩いて運動公園前電停に到着してみると、上手い具合に折り返し駅前行き電車が発車時刻を待っているところだった。 ◆運動公園前(8:30発;豊橋鉄道市内電車駅前行き)→駅前 10名程度の乗客を乗せて発車。先ほど歩いてきた道をそっくりそのまま走り、井原交差点を左折して本線に合流すると乗りつぶしは完了である。さすがに朝の上り電車なので、各電停で数人ずつ乗り込んで来て、駅前電停にはほぼ満員となって到着した。 本日の踏破線区:豊橋鉄道(東田本線) |