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四国東南部乗りつぶし行
(第4日目)

四国の大河 吉野川を眺めて
四国の大河 吉野川を眺めて

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2003年5月1日(木)

四国遠征前半の最終日。今日は朝から青空が広がっていて、初夏の陽射しが一杯に溢れている。8時40分頃にホテルをチェックアウトして高知駅へ歩くが、早くも気温が上がってきており、額にうっすらと汗がにじむ。

今日はまず、高知駅前電停から土佐電鉄桟橋線の踏破を目指す。駅前広場に突っ込み、JRとの乗り換えが非常に便利になった高知駅前電停から、9時07分の桟橋通五丁目行きに乗車。通勤通学のラッシュが終わった直後なので、乗客は5名ほどと寂しい。発車すると、高知駅前の目抜き通りに出る。クルマの交通量は多いが、路上駐車も渋滞も見当たらず、路面電車もスムーズに運行できている。
ごめん線/伊野線と交差する、はりまや橋電停に到着。ここで暫し時間調整のため停車。さて、はりまや橋はいずこ?と思って当たりを見回すが、今日もまたどこか解らず。また帰途にでも確認しよう。

道路の真ん中に一直線に敷かれた軌道を順調に駆けていくが、桟橋通一丁目の電停に近付くと軌道内が緑色に変わる。これは軌道内緑化の実験で、照り返しの防止や騒音の低減、更には都市景観の向上も期待できるとして、耐久性に優れて尚且つ伸び難い種類の芝が張られているのだとか。これをやっちゃえば、自動車が軌道内に入り込むのを抑止できるし、緊急車輌は問題なく走れるだろうしで、一石四鳥ぐらいの効果が得られるのではないかと思う。

桟橋通一丁目からは、電停の名称がカウントアップ。四丁目の次に岸壁通が入って五丁目が終点となる。が、岸壁通電停で私以外の全て(といっても3名っきゃ残ってなかったが)が下車し、最終区間は貸切状態となる。と、前方に目をやると、道を渡ってすぐ行き止まりではないか。岸壁通電停を発車すると、ゆるゆると走って道を渡り、燃料が切れたような感じで停車した。ここが終点の海岸通五丁目電停である。

折り返しとなる高知駅前行きには乗車せず見送り、電停付近を観察。といっても、大通りから外れた寂しいところで、とくに見て歩くこともない。しかも、電車がいなくなってしまうと、転線用の引込み線みたいな感じで、とても電停とは思えない。一応、横の電柱に電停である旨が書かれてはいるが、これも擦れてしまっている。

岸壁通電停では何人か待っているのが見えたが、次の電車に桟橋通五丁目電停から乗車したのは私だけ。定刻の9時33分に発車し、高知駅への帰途を辿る。
さて、みたびやってきたはりまや橋電停。運転席の横から前方を注視していて、やっとそれらしき橋が伺えた。さすがに日本三大がっかり名所に選定された(のか?)だけのことはある。わざわざ電車を降りて見物するほどの物ではないだろう。



高知10時01分発の岡山行き特急[南風8号]に乗車。一昨日に続いて2度目のアンパンマン列車である。上手い具合に先頭車のかぶりつき席に陣取り、阿波池田まで前面展望を満喫する。

続いて徳島線を踏破すべく、阿波池田で徳島行き特急[剣山6号]に乗り換え。キハ185系の2連だが、それでも空席が多い。定刻の11時16分に発車し、暫く土讃線を走る。と、吉野川の対岸に当たる山の中腹を、先ほどまで乗っていた[南風8号]が駆け上がっていくのが見えた。

佃を通過し、徳島線に入る。徳島線は「よしの川ブルーライン」という愛称が付けられているように、四国の大河である吉野川に沿って下っていく路線である。大歩危辺りでは急流だった吉野川だが、すっかり川幅が広くなって、流れも穏やかになっている。車窓には水田よりも畑が多く、線路際の茶畑では茶摘みしているのも見える。夏も近付く八十八夜は明日である。

陽射しが強く、車内には軽く冷房が掛かっている。路線愛称の割に吉野川はそう長くは姿を見せてくれず、車窓は田畑と民家が占めるようになってくる。吉野川が切り開いた平地を行くので勾配もなく、次第に退屈してくる。そういえばこの辺り、中央構造線とかいうんだっけか。

阿波池田を出てから1時間強で佐古を通過し、徳島線の踏破も無事に完了。そして、定刻の12時25分に徳島に到着。あとは帰途に就くのみである。

徳島駅構内のうどん屋で軽く昼食を摂り、13時09分発の高松行き特急[うずしお14号]に乗車。かぶりつき席を確保し、カーブの度に傾く前面展望を楽しみながら高松へ向かう。
高松からは14時51分発の岡山行き快速[マリンライナー38号]に乗車して四国を離れる。個別の戸籍はないが、坂出と瀬戸大橋を結ぶ短絡線も踏破。言うまでもなく、瀬戸大橋も前面展望を堪能した。


本日の踏破路線:土佐電気鉄道(高知駅前〜桟橋通五丁目),徳島線(佃〜佐古)
 

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